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ヒューマンインターフェースとはなにかをテーマにヒューマンインターフェースの意味やWebのパンくずの例などインタフェース設計についてまとめています。
このページの目次です。
ヒューマンインタフェースとは、人間と機械との接触部分のことで、コンピュータと人間でのコミュニケーションの方法のことをいいます。
ヒューマンは人間のことを意味します。
インターフェースは接点、境界面、接触面、接合面、仲立ち、橋渡しなどの意味する言葉です。 コンピュータでは、キーボードなどの人間が直接利用する入出力装置や、データの入力画面などのソフトウェアやアプリケーションがこれに当たります。
つまり、ヒューマンインタフェースの意味は「人間と機械との接点のこと」です。
適切なヒューマンインタフェースを確保するには、音声認識や画像認識、動画認識などの技術が必要です。
ヒューマンインタフェースを決定する要件、インタフェースを実現する技術の種類、特徴について見ていきます。
アクセシビリティとは、近づきやすさ、接近容易性という意味の言葉です。 情報やサービス、ソフトウェアなどが、どの程度、広範囲に利用可能であるかを表します。 高齢者や障碍者などハンデを持つ人にとって、どの程度利用できるかという意味で使われることもあります。
Webアクセシビリティとは、アクセシビリティのうち、特にWebページについての利用のしやすさのことをいいます。 Webコンテンツを利用するすべての人、特に高齢者や障碍者が、知覚、理解、操作することに対する配慮のことをいいます。
たとえば、「入力が必須な項目は、色で強調するだけでなく、項目名の隣に“(必須)”などと明記する。」といった配慮がWebアクセシビリティの例となります。
〔凡例〕の列車の予約システムの例のような人間とコンピュータが音声だけで次のようなやり取りを行うインタフェースのことを 自然言語インタフェースといいます。
〔凡例〕
P:人間
C:コンピュータ
P:“5月28日の名古屋駅から東京駅までをお願いします。”
C:“ご乗車人数をどうぞ。”
P:“大人2名でお願いします。”
C:“ご希望の発車時刻をどうぞ。”
P:“午前9時頃を希望します。”
C:“午前9時3分発、午前10時43分着の列車ではいかがでしょうか。”
P:“それでお願いします。”
C:“確認します。大人2名で、5月28日の名古屋駅午前9時3分発、東京駅午前10時43分着の列車でよろしいでyそうか。”
P:“はい。”
以下ではヒューマンインタフェース技術に関連したIPA情報処理試験の過去問とその解説をまとめています。
Webデザインにおけるパンくずの例などインタフェース設計についてみていきます。
画面設計について見ていきます。
オートコンプリートは、キーボード入力を補助する機能の一つであり、入力中の文字から過去の入力履歴を参照して、 候補となる文字列の一覧を表示することで、文字入力の手間を軽減するものです。
帳票は情報を具体的な形で利用者に提供するものなので、帳票設計では、使用する人の立場に立って形式や内容を検討する必要があります。
帳票は、紙に印刷したものだけではなく、処理結果を画面に表示したものも含みます。
コード設計についてまとめていきます。
コードは、使用目的に応じて名称を識別するための略号や記号、符号、暗号などのことをいいます。 たとえば、電話番号や郵便番号、社員番号、商品番号などがコードです。
コードには、順番コード、区分コード、分類コード、桁別コード、表意コード、合成コードなどの種類があります。
コード設計で行うべき作業の順番は以下のようになります。
WebデザインでのWebサイトのナビゲーションの手法の例をまとめていきます。
パンくずリストとは、breadcrumbs list:ブレッドクラム、topic path:トピックパスともいい、 利用者が現在閲覧しているWebページに表示する、Webサイトのトップページからそのページまでの経路情報のことをいいます。
パンくずリストは、Webサイトのリンクしているページの階層上の現在位置を示すことで、利用者が直観的にほかのサイト内のページに移動しやすくするリンク表示(リンク>リンク>・・・)です。 閲覧しているページがWebサイトの中のどこに位置しているかを表示することによって、利用者がWebサイト内を移動しやすくします。
ユーザビリティの向上を目的とした、人間中心設計の考え方、プロセスなど人間中心設計について見ていきます。
ユーザビリティの定義は、1998年に成立したISO9241-11の中で定義されています。 ISO 9241-11は、JIS Z8521として1999年にJIS化されて、その後ISO13407などの各種の規格にでも用いられることになりました。
インタビュー法とは、利用者と評価する対象について質問と回答という形式で情報を収集する方法のことをいいます。
ユーザビリティ(使用性)の規格(JIS Z 8521)では、ユーザビリティを、 “ある製品が、指定された利用者によって、指定された利用の状況下で、指定された目的を達成するために用いられる際の、有効さ、効率及び利用者の満足度の度合い” と定義していて、この定義中の“利用者の満足度”を評価するときにインタビュー法が利用できます。
以下ではインタフェース設計に関連したIPA情報処理試験の過去問とその解説をまとめています。
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