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業務分析や業務計画に欠かせない図表、グラフによるデータ可視化をテーマに、各種グラフについてまとめています。
この記事の目次です。
1. 棒グラフ
2. 折れ線グラフ
3. 円グラフ
4. 帯グラフ
5. 三角グラフ
6. 散布図
7. マトリックス図
8. 箱ひげ図
9. ヒートマップ
10. レーダチャート
11. ヒストグラム
12. モザイク図
13. クロス集計表
14. 分割表
15. 相関係数行列
16. 散布図行列
17. 複合グラフ
18. 2軸グラフ
19. ロジックツリー
20. コンセプトマップ
21. CSV(Comma Separated Value)
22. シェープファイル
23. 共起キーワード
24. チャートジャンク
図表、グラフによるデータ可視化に関連したIPA情報処理試験の過去問
もっと知識を広げるための参考
更新履歴
棒グラフは、長方形など四角い棒の長さなど、何らかの値を表現するグラフです。 浮動棒グラフや積上げ棒グラフなどがあります。
浮動棒グラフは、商品価格の最高値と最安値など、ある期間内に幅のある数値を時系列で表現します。
積上げ棒グラフは、各項目の合計とそれぞれの内訳を比較するのに適しています。
折れ線グラフは、散布図の一種であり、プロットされた点を直線でつないだグラフです。
円グラフは、要素の内訳や構成比を表すときに用います。円を使い100%として、構成比を面積で表します。
帯グラフは、横長の帯状に全体を100%として要素の構成比や内訳を示します。1個の円グラフと同じ効果があります。
三角グラフとは、3つの辺に対応させた要素を項目として、それらの項目の比率を正三角形内部の点から各辺への垂線の長さで表したグラフです。
正三角形の性質ですが、正三角形内部のある点から各辺への垂直に降りる線の和が一定の値になりますね。 三角グラフは、この3つの項目の比率の和が100%になることを利用して表現しています。
図1は、正三角形の内部の点から、各辺に下ろした垂線の長さの和は一定です。
三角グラフは、この性質を利用して、三つの辺に対応させた要素の割合を各辺への垂線の長さとして表したグラフです。
図2の三角グラフは、3種類のソフトについて、A~Cの3人の使用率を図示した例です。
上の例を使用して、読み方を解説します。
図3は、点Aはワープロソフトのあたりの上にあるので、ワープロソフトの辺に対応して垂線を下ろせません。 これより、Aさんはデータベースと表計算ソフトを同程度に使用していることが分かります。
今度は図4、Bさんは表計算ソフトの使用率が他のソフトの使用率に比べて高いことが分かります。
ではCさんはどうなるかですが、Cさんはワープロソフトの使用率が高いことがわかります。
散布図は、縦軸、横軸に2項目の量や大きさ等を対応させ、データを点でプロットした図です。
マトリックス図法とは、検討を行う2つの要素を行と列に配置し、それぞれの関連度合いを交点に表示した図です。
箱ひげ図は、データのばらつきをわかりやすく表現するための統計図です。
ヒートマップは、2次元データの個々の値を色や濃淡として表現した可視化グラフです。
レーダーチャートは、複数の項目がある変量を構成比に直すことなく正多角形上に表現したグラフです。
ヒストグラムとは、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフです。
モザイク図は長方形に分割したプロットで、それぞれの長方形における縦の長さが、X変数の各水準内における、Y変数の各水準の割合を表した図です。
クロス集計表は、質問項目を1つの表の表頭と表側に分け、それぞれのカテゴリー(選択肢)が交わるセルに、表頭と表側の両方に該当する回答数やその回答比率を記載した表です。
分割表は、複数のカテゴリ変数によって観測値を集計する表です。
相関行列は、相関係数を並べた行列です。
散布図行列は、複数の散布図をグリッドに整列して表示した行列です。
複合グラフは、棒と折れ線など複数のグラフを組み合わせたグラフです。
2軸グラフとは、左側の軸と右側の軸の両軸の単位が異なるグラフです。
ロジック・ツリーは、モレなくダブりなく(MECE)を意識して上位概念を下位の概念に分解していく際に用いられる思考ツールです。
コンセプトマップは、全体をカバーするトピックと、それを構成する個別のアイデア、画像や単語間の関連を視覚的に表現したものです。
CVSは、Comma Separated Valueの略で、テキストデータをいくつかのフィールドに分け、区切り文字であるカンマ「, 」で区切ったデータ形式です。
シェープファイルは、図形情報と属性情報をもった地図データファイルが集まったファイルです。
共起キーワードは、あるキーワードと同時もしくは頻繁に出現する単語を指します。
チャートジャンクは、過度な装飾などによって情報の正しい理解が妨げられる現象のことをいいます。
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