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代表的な通信サービスの種類、特徴、機能、利用条件、サービス選択上の留意事項など通信サービスについて見ていきます。
この記事の目次です。
1. 通信サービスとは
2. 回線事業者
3. 仮想移動体通信事業者 (MVNO : Mobile Virtual Network Operator)
4. インターネット接続サービス事業者(ISP:Internet Service Provider)
5. ADSL
6. CATV
通信サービスに関連したIPA情報処理試験の過去問
もっと知識を広げるための参考
更新履歴
通信サービスは、電気通信事業者やインターネットサービスプロバイダが提供する固定系または移動系のWANサービスやインターネット接続サービスのことをいいます。
回線事業者は、インターネットに接続するための光ファイバーや ADSL などの回線を提供する事業者です。
仮想移動体通信事業者は、無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者のことをいいます。 MVNO(Mobile Virtual Network Operatorの略)とも呼ばれます。
インターネットを利用するためには、回線業者が提供しているインターネット回線に接続して利用する必要があります。 このようなインターネット接続というサービスを提供している事業者のことを、Internet Service Provider(インターネットサービスプロバイダー)といい、略してISPと呼ぶこともあります。
ADSLとは、既存の電話加入線を使って高速データ伝送を実現する技術のことをいいます。 アナログ電話とデータ通信とで、使用する周波数帯域を分けることによって、両者の同時使用を可能にしています。
上りが0.5M~10Mビット/秒、下りが1.5M~50Mビット/秒程度と、上りと下りの伝送速度が異なる非対称型ディジタル加入者線になります。 ビデオオンデマンドや動画を含むホームページのように、大量のデータをダウンロードするときにより効果的に活用できる通信技術です。
コンピュータをADSLに接続するには、ADSLモデムという信号変換装置が必要になります。 また、ADSLでは音声信号とデータ信号が混在するため、これらの信号を分離するために、スプリッタという装置も必要になります。
CATVとは、ケーブルテレビのことで、英語でCable televisionといいます。 有線ラジオ放送以外のケーブルを用いて行う有線放送のことをいいます。 このCATVの回線を用いて、インターネット接続や電話(固定電話)などのサービスも提供されています。
CATV回線を用いたデータ伝送の特徴には以下のようなものがあります。
以下では通信サービスに関連したIPA情報処理試験の過去問とその解説をまとめています。
通信プロトコル、osi基本参照モデル7階層の覚え方などネットワーク関連の知識をまとめています。
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