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キャパシティプランニング―手順、スケールアウト/イン、プロビジョニングなど。

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キャパ シティ プランニングの手順、スケールアウト、スケールイン、プロビジョニングなど、キャパシティプランニングについてまとめています。

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目次

このページの目次です。

1. キャパシティプランニングとは

2. キャパシティプランニングの手順

3. スケールアウト

4. スケールイン

5. プロビジョニング

キャパシティプランニングに関連したIPA情報処理試験の過去問

もっと知識を広げるための参考

更新履歴

1. キャパシティプランニングとは

キャパシティプランニングの目的、考え方、システムに求められる処理の種類、量、処理時間などを検討し、 性能要件からサーバやストレージなどの性能諸元を見積り、 システムの性能を継続的に把握、評価するという手順を理解するのは重要です。 キャパシティプランニングについて見ていきます。

2. キャパシティプランニングの手順

キャパシティプランニングの作業項目と順序は以下になります。

  1. システムの稼働状況から、ハードウェアの性能情報やシステム固有の環境を把握する。
  2. 利用者などに新規業務をヒアリングし、想定される処理件数や処理に要する時間といったシステムに求められる要件を把握する。
  3. システム特性に合わせて、サーバの台数、並列分散処理の実施の有無など、必要なシステム構成の案を検討する。
  4. システムの構成の案について、適切なものかどうかを評価し、必要があれば見直しを行う。

3. スケールアウト

スケールアウトとは、既存のシステムにサーバを追加導入することによって、システム全体の処理能力を向上させることをいいます。

4. スケールイン

スケールアウトとは逆にサーバを減らすことをスケールインといいます。

5. プロビジョニング

プロビジョニングとは、ユーザーや顧客へのサービス提供の仕組みのことをいいます。

シンプロビジョニング

ストレージ技術におけるシンプロビジョニングは、 利用者の要求に対して仮想ボリュームを提供し、物理ディスクは実際の使用量に応じて割り当てることをいいます。 ストレージリソースを仮想化することによる設備投資のコスト削減・運用負荷削減を可能にします。

キャパシティプランニングに関連したIPA情報処理試験の過去問

以下ではキャパシティプランニングに関連したIPA情報処理試験の過去問とその解説をまとめています。

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