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無停電電源装置(UPS)は、情報セキュリティの物理的及び環境的セキュリティ管理策において、 サーバへの電源供給が停止するリスクを低減するために使用される装置です。メーカーはオムロン、APCなどが有名です。無停電電源装置(UPS)とはどのようなものかをテーマに、CVCFや耐用年数、メーカーなどの情報をまとめています。
この記事の目次です。
1. 無停電電源装置(UPS)とは
2. CVCF
3. 耐用年数
4. 主なメーカー
UPSに関連したIPA情報処理試験の過去問題
もっと知識を広げるための参考
更新履歴
無停電電源装置(UPS)とは、停電などによって電力が断たれた場合にも電力を供給し続ける電源装置です。 UPSは、Uninterruptible Power Supplyの略になります。
無停電電源装置(UPS)は、情報セキュリティの物理的及び環境的セキュリティ管理策において、サーバへの電源供給が停止するリスクを低減するために使用される装置になります。
無停電電源装置(UPS)の導入によって、電源の瞬断に起因するデータの破損を防ぐことが期待できます。
たとえば、停電や落雷などによる電源の電圧の異常を感知したときに、 それをコンピュータに知らせると同時に電力の供給を一定期間継続して、システムを安全に終了させたいときに、 コンピュータと電源との間にUPSを設置します。
無停電電源装置(UPS)には、直流出力と交流出力のものがあり、交流出力のものをCVCF電源と呼びます。
無停電電源装置(UPS)の耐用年数は5年が一般的です。
無停電電源装置(UPS)のメーカーとしては、APC、オムロン、サイバーパワー、ユタカ電気製作所、が有名です。
APCの製品情報です。
リチウムイオン電池搭載の無停電電源装置(UPS)で、本体がA4サイズでスペースをとらない製品です。 Wi-Fiルーターやデジタルサイネージと接続が可能です。
家庭およびSOHOのコンピュータ、インターネット環境に向けのお手頃の製品です。 バッテリーバックアップ、サージ保護機能があります。
液晶LEDにより電池搭載の無停電電源装置(UPS)の状態を把握することができる製品です。 はじめて導入する場合に適しています。
PCサーバ・UNIXサーバ・ネットワーク機器等に活用できる製品です。
サーバールーム、ネットワークラック、エッジコンピューティングの電源保護に適している常時インバーター方式の製品です。
以下ではUPSに関連したIPA情報処理試験の過去問とその解説をまとめています。
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