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マークアップ言語とは何かをテーマに、マークアップ言語の意味、HTML、XML、XHTMLなど言語の種類についてまとめています。
このページの目次です。
はじめに、マークアップ言語とは
1. HTML
2. XML
3. XHTML
4. スタイルシート
マークアップ言語に関連したIPA情報処理試験の過去問題
もっと知識を広げるための参考
更新履歴
マークアップ言語とは、レイアウト情報や文字の大きさ、飾り付けなどを指定するタグとよばれるキーワードを文章中に埋め込んで、画像表示や印刷状態を指示する言語です。
マークアップ言語の意味ですが、JavaやC言語はプログラム言語の1つとして分類されますが、計算を記述するというまとめ方をすれば、マークアップ言語はプログラム言語であるという意味は含まれません。
IPAの情報処理試験のシラバスに記載されている分類でもプログラム言語とその他の言語と分類して記載されています。
参考書によっては、マークアップ言語をプログラム言語に分類しているものもありますが、本テキストでは、マークアップ言語はプログラム言語ではないという意味の定義を採用してまとめています。
プログラム言語とは何かをテーマに、プログラミング言語の意味から、種類、特徴、体系、スタック領域やヒープ領域といった記憶域などの知識をまとめています。
主なマークアップ言語としては、HTML、XML、XHTMLが挙げられます。XMLは拡張可能な言語でXMLを拡張したSMILなどもマークアップ言語に分類されます。
HTMLは、主にWebページの作成に利用されるマークアップ言語です。 ブラウザに表示するにはHTMLのコードが必要です。 Webプログラミングを行う場合、HTMLの知識が必須となります。 ここでは、HTMLコーディング入門をテーマに、HTML基本構文、記法の知識をまとめています。
XMLは、HTMLの機能に加えて、独自にタグを定義することができる機能を備えています。
xmlとは、データを表す形式として利用される拡張可能なマークアップ言語です。 HTMLの機能に加えて、独自にタグを定義することができる機能を備えています。
DOMは、Document Object Modelの略で、マークアップがなされたリソースをリソース要素の木構造で表現し操作可能にする仕組みです。
SOAPは、コンピュータネットワーク内のWebサービスの実装において、構造化された情報を交換するための通信プロトコルの仕様です。 メッセージ形式としてXMLインフォメーションセットを使用します。
XMLでは、タグの定義をDTDとよばれる仕様によって定義できます。 DTDは、XMLの文法と異なり不便な場合がありますが、これを補うものとしてXML Schemaがあります。 XML Schemaを使用することで、XMLの文法でタグが定義できます。
W3CのXML Schemaの用途は、XMLで記述される文書の構造を定義することです。
SMILは、Synchronized Multimedia Integration Languageの略で、読み方はスマイル、XMLベースのマークアップ言語の1つです。
動画や音声などのマルチメディアコンテンツのレイアウトや再生のタイミングなどWWW上でマルチメディアコンテンツを表現するために記述する言語で、W3Cで仕様について勧告されています。
参考)xmlとは―読み方、意味、タグ、属性からxmlデジタル署名など、xmlの基礎を解説。
XHTMLについて触れていきます。
XHTMLとは、HTMLをXMLで再定義したマークアップ言語です。
W3Cによって勧告されていましたが、2009年にW3C HTML WGの設立とともに、W3CはXHTMLの開発を中止しました。 W3Cはその後HTML5にリソースを注ぐものとしました。
スタイルシートは、HTMLやXMLなどマークアップ言語の構造と表示形式を分離するための仕様です。 Webプログラミングを行う場合、HTMLと合わせてCSSの知識が必須となります。 ここでは、CSS入門をテーマに、CSS書き方についての知識をまとめています。
以下ではマークアップ言語に関連したIPA情報処理試験の過去問とその解説をまとめています。
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