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C言語のノット(not)イコールの記号は「!=」です。C言語の等価演算子(イコールとノットイコール)の使用方法について解説しています。
この記事の目次です。
1. 等価演算子とは
2. C言語のイコールとノットイコールの記号
3. サンプルプログラムと解説
等価演算子はイコールとノット(not)イコールを行う演算子です。
記号は言語により異なることがあります。 たとえば、Javaではノット(not)イコールの記号は「!=」ですが、VBAでは「<>」が使われます。
等価演算子はイコールとノット(not)イコールを行う演算子です。 C言語の等価演算子は次の記号が使われます。
演算子 | 記号 |
---|---|
等価(イコール) | == |
非等価(ノットイコール) | != |
このように「=」がイコールではなく、「==」がイコールの意味で使われます。 「=」は左辺に右辺の値を設定する値の代入の意味になります。
ソースフォルダに以下のサンプルコードを記述したテキストファイルを作成します。
//ファイル名:sample.c
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i = 0;
if (i == 0) {
printf("変数iの値は0とイコールです。\n");
}
i = 1;
if (i != 0) {
printf("代入後の変数iの値は0とノットイコールです。\n");
}
return 0;
}
サンプルコードでは、iという整数(int)型の変数に 0、1という数を順番に設定(代入)して出力しています。
printf関数にカンマ区切りで引数を2つしていしており、1つ目に%dを設定し、2つ目の引数で指定した変数iの値が出力されるようにしています。
コマンドプロンプトでソースファイルを保存したフォルダに移動しgccコマンドを実行してコンパイルします。
>cd test
>gcc sample.c
a.exeというファイルができたフォルダにコマンドプロンプトで移動し、 a.exeとコマンドラインに入力すると0と1の数字が改行されて出力されます。
>a.exe
変数iの値は0とイコールです。
代入後の変数iの値は0とノットイコールです。
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