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C言語のfgets関数は、ファイルの内容を1行読み取る機能がある関数です。この記事ではC言語のfgets関数の使い方について解説しています。
この記事の目次です。
1. fgets関数とは
2. fgets関数のプロトタイプ宣言
3. fgets関数の使い方
C言語のfgets関数は、ファイルの内容を1行読み取る機能がある関数です。
fgets関数のプロトタイプ宣言は以下です。
char *fgets(const char *s, int size, FILE *stream);
ファイルポインタ(FILE *stream)で表されるファイルから1行分をバッファ(char *s)へ読み込みます。 ここでの1行は改行がでてくるまでで、バッファには改行も含まれます。
C言語のサンプルコード例を見ながら、具体的にfgets関数の使い方を見ていきます。
以下はfgets関数を用いたC言語のサンプルコードです。
#include <stdio.h>
int main(void) {
FILE *fp;
char s[15];
fp = fopen("readfile.txt", "r");
if (fp == NULL) {
printf("file open errer.\n");
return 1;
}
fgets(s, 15, fp);
fclose(fp);
printf("%s", s);
return 0;
}
サンプルコードをコンパイラでコンパイルして実行してみます。
gcc sample.c
たとえば、以下のように改行を含む文字列をreadfile.txtに記述して置きます。
Hello World!!
実行してみると改行を含む文字列が表示されます。
a.exe Hello World!!
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