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SIEM(Security Infomation and Event Management)は、 様々な機器から集められたログを総合的に分析し、管理者による分析を支援する機能がある製品です。
この記事の目次です。
1. siemとは
2. SIMとSEM
3. 製品やサービス
SIEMに関連したIPA情報処理試験の過去問題
もっと知識を広げるための参考
更新履歴
siemとは、SIMとSEMの概念を融合したソフトウェア製品やサービスで、 様々な機器から集められたログを総合的に分析し、管理者による分析を支援する機能がある製品です。
siemの読み方は「シーム」です。
siemの正式名は「Security Information Event Management」です。
siemは、「セキュリティ情報・イベント管理」と訳される言葉で、 SIMとSEMの概念を融合したソフトウェア製品やサービスを意味します。
SIMとSEMの概念を融合したソフトウェア製品やサービスを意味しますが、SIMとSEMの用語の意味について見ていきます。
SIMとは、「Security Information Management」の略で、各種情報資源からのイベント情報(ログ)を一元的に管理することを主としたソフトウェア製品やサービスを意味します。
SEMとは、「Security Event Management」の略で、収集したイベントログ情報より、リアルタイム検出などセキュリティ脅威の検知を補助する機能をもつソフトウェア製品やサービスを意味します。
siem関連の製品やサービスとしては、商用の場合「Splunk」、オープンソースの場合「OSSIM」などがあります。
Splunk社の製品です。有償版の製品です。
さまざまなアプリケーション、サーバ、ネットワーク機器のデータにインデックスし、膨大なイベントを、リアルタイムで検索・分析できるソフトウェアです。
参考)https://www.splunk.com/
AlienVault社のSIEMです。オープンソースで提供されています。
イベントログの監視だけでなく、脆弱性スキャナーやパケット解析の結果の取り込み可能とのことです。
参考)https://www.alienvault.com/products/ossim
以下ではSIEMに関連したIPA情報処理試験の過去問とその解説をまとめています。
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