情報処理のWeb教科書―IPA情報処理試験対策のお供に!
トップ 情報処理の知識体系 テクノロジ系 技術要素 セキュリティ 情報セキュリティ対策 物理的セキュリティ対策 入退室管理
入退室管理、入退室管理システムについて見ていきます。ISMSやアンチパスバックなどの入退室管理システムの機能についてまとめています。
この記事の目次です。
1. 入退室管理
2. ISMSの入退室管理
3. 入退室管理システムとは
4. 入退室管理システムメーカー
入退室管理に関連したIPA情報処理試験の過去問題
もっと知識を広げるための参考
更新履歴
不法侵入などの人的脅威への物理環境面の主な対策として、入退室管理を行います。
重要な情報を保管している部屋への不正な入室及び室内での重要な情報への不正アクセスに関する対策として、 警備員や監視カメラによって、入退室確認と室内での作業監視を行う、対策があげられます。
ISMSでは、物理的セキュリティとして「A.11.物理的及び環境的セキュリティ」があり、 その中で「A.11.1.2 物理的入退管理策」が定められています。
審査では、「A.11.1.2 物理的入退管理策」として「物理的入退室管理のルールが周知され、守られているか」をチェックが行われます。
入退室管理システムとは、入退室者の情報を記録し管理するシステムです。 アンチパスバックなどの仕組みがあります。
アンチパスバックとは、入室時と退室時にIDカードを用いて認証を行い、入退室を管理するとき、 入室時の認証に用いられなかったIDカードでの退室を許可しない、 又は退室時の認証に用いられなかったIDカードでの再入室を許可しないコントロールを行う仕組みのことをいいます。
以下では入退室管理システムメーカーの例を挙げていきます。
セコムで入退室管理システムが提供されています。
店舗や小規模オフィスなどでよく見かけますね。
https://www.secom.co.jp/business/security/goods/room.html
パナソニックでも入退室管理システムが提供されています。
エレベーターホールへのアクセス制限など大きなオフィスで見かけるかと思います。
https://www2.panasonic.biz/ls/densetsu/ha/security/acc/
三菱でも入退室管理システムが提供されています。
ビルマネジメントシステムというように大規模ビルに対応するハイスペックな入退室管理システムのイメージです。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/building/security/melsafety/g/index.html
以下では入退室管理に関連したIPA情報処理試験の過去問とその解説をまとめています。
情報セキュリティ対策(英語でInformation security measures)は、人的、技術的、物理的セキュリティの側面から対策が必要です。ビヘイビア検出ソフトも含め、各種セキュリティ対策の概要を把握する一覧としてまとめています。
情報セキュリティとは何か、情報セキュリティのテキストコンテンツをテーマに知識をまとめています。またIPAの情報処理試験の情報セキュリティ関連の問題も解説しています。
情報処理試験対策用のサイトオリジナル教科書をテーマにテクノロジ系の知識をまとめています。
Copyright (C) 2010-2023 情報処理のWeb教科書. All Rights Reserved. Loarding…