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クリックジャッキングとは

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クリックジャッキングは、ターゲットのWebページの上に、透明なレイヤー(罠となるWebページ)を重ねます。ユーザーにボタンやリンクをクリックさせ、意図しないコンテンツにアクセスさせます。文字の入力など、情報窃取にも利用できる攻撃です。

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目次

この記事の目次です。

1. クリックジャッキングとは
2. 仕組み
3. 対策方法

もっと知識を広げるための参考
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1. クリックジャッキングとは

クリックジャッキングは、ターゲットのWebページの上に、透明なレイヤー(罠となるWebページ)を重ねます。 ユーザーにボタンやリンクをクリックさせ、意図しないコンテンツにアクセスさせます。 文字の入力など、情報窃取にも利用できる攻撃です。

2. 仕組み

クリックジャッキングは、HTMLタグである「frame」または「iframe」を使って実装されます。 fremeやiframeは指定したURLのページを、現在表示しているページの一部分であるかのように表示できるタグです。

外部サイトでFrameタグを使用して表示できる場合、クリッククリックジャッキング攻撃が行われる恐れがあります。

3. 対策方法

HTTPレスポンスヘッダ―のパラメータに「X-Frame-Options」を設定することで、 Frameタグの機能に制限を与えて、クリックジャッキングなどの攻撃を防ぎます。

たとえば、Apache HTTP Serverの場合、httpd.confや.htaccessに以下のように設定します。

<ifModule mod_headers.c>
Header always append X-Frame-Options SAMEORIGIN
</ifModule>

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