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バッファーオーバーフロー攻撃とは、C言語やC++言語で開発されたOSやアプリケーションの入力データ処理の不具合を突いてコンピュータのメモリに不正なデータを書き込み、システムへの侵入や管理者権限の取得を試みるサーバ―攻撃です。
この記事の目次です。
1. バッファーオーバーフロー攻撃とは
2. 主な目的
3. BOF攻撃の対象とするメモリ領域
4. スタックBOF攻撃とは
バッファーオーバーフロー攻撃とは、C言語やC++言語で開発されたOSやアプリケーションの入力データ処理の不具合を突いてコンピュータのメモリに不正なデータを書き込み、システムへの侵入や管理者権限の取得を試みるサーバ―攻撃です。
なお、英語でbuffer overflowと書き、BOFと省略して呼ぶことがあります。
攻撃の主な目的は以下になります。
BOF攻撃には、メモリのスタック領域で行われるもの、ヒープ領域で行われるもの、静的メモリ領域を対象としたものがあります。
攻撃が行われやすく、事例が多いのはスタック領域を対象としたスタックBOF攻撃といわれます。
スタックBOF攻撃とは、スタック領域を破壊するため、スタック破壊攻撃とも呼ばれます。
スタックとは、後入れ先出し(LIFO)のデータ構造で、サブルーチンの呼び出しなどによって、自動的に確保され、プログラムが一時的に使用するデータを格納するために使用されます。
情報システムへの外部からの不正な行為や手法など、サイバー攻撃の種類と対策方法についてまとめています。
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