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カーネルの解説からマイクロカーネルのアーキテクチャなど、OSの機能と構成についてまとめています。
この記事の目次です。
カーネルは英語のkernelです。意味は果実の芯、種、転じて核心、要点、核を意味する言葉です。 IT用語ではOSの中核部分のことをいいます。
マイクロ カーネルとは、オペレーティングシステムの設計思想、OSのカーネル部のことをいいます。 マイクロカーネルアーキテクチャを採用したOSは、最小限の機能を持つ中核部分と、それ以外のサブシステムから構成されます。
マイクロカーネルはマイクロとカーネルを語源にした用語で、受け持つ処理を限定し、基本的な処理のみを行うようなカーネルのことです。
有名なものにMachカーネルがあります。それ以前のカーネルはモノリシックカーネルといいますが、基本的な処理以外に、APIやファイル管理システムとしても機能していました。
マイクロカーネルでは、カーネル空間で提供される機能を、メモリ空間の仮想化、プロセス制御、プロセス間通信に限定し、割り込みなども全て通信にマップします。 そしてファイルシステムやデバイスドライバといった準カーネル機能をそれらのアプリケーションとして実装し、ユーザー空間で動作させます。 またそれらの機能セットをサーバと呼ばれる単位で複数動作させます。
マイクロカーネルを採用することでこれらの機能を分散し、カーネル本来の基本処理を高速に行えます。 また、各種機能の変更や実装が容易に行える柔軟性も備えています。
セマフォは、共有資源を管理するために用いられます。
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